国立研究開発法人産業技術総合研究所（産総研) 再生可能エネルギー研究センター 風力エネルギーチームでは、「再生可能エネルギーの導入促進のための支援事業費補助金（福島再生可能エネルギー研究所最先端研究・拠点化支援事業）／風力発電の維持管理等の技術開発・人材育成拠点の形成」事業において、福島再生可能エネルギー研究所（FREA）に設置されている風力関連研究設備を活用し、オペレーション＆メンテナンス（O&M）の技術開発および人材育成を行っております。この活動の一環として、風力O&M関連事業への参入を希望する企業の皆様に、世界最先端のO&M技術を、FREAの研究フィールド等を活用して体験していただくイベントです。
　今回は、「空力弾性解析の基礎と、SCADAを活用した故障判定技術」について、専門家を招き、講演会を実施します。希望者はふるってご参加ください。

名称：第7回FREA風力O&Mワークショップ
開催日時：2024年10月30日（水）～10月31日（木）、両日とも9:00～17:00
開催形式：参加無料・事前申込制、現地開催（定員：約20名）
現地会場：産総研/福島再生可能エネルギー研究所（FREA）、1F FREAホール 福島県郡山市待池台2-2-9
実施内容：
◇10月30日（水）
風車の空力弾性解析ソフト「FAST」の習得を目的に、使用方法を解説し、解析事例(突風時の風車の挙動解析等)の演習を行います。
講師：村田 淳介 氏（株式会社風力エネルギー研究所(WEIT)　荷重グループ上席研究員）
◇10月31日（木）
風車故障時の特徴的な特性変化を解説し、FASTでの解析結果やFREA300kW風車のSCADAデータとの比較を行います。
講師：吉田 茂雄 氏（佐賀大学海洋エネルギー研究所 洋上風力エネルギーシステム分野 教授、九州大学 応用力学研究所 再生可能流体エネルギー研究センター 教授）
◇詳細は以下のホームページの案内をご参照ください。
https://www.aist.go.jp/fukushima/ja/wptom/20241030.html